フューチャービーつくば店についての情報求む
2018年3月27日 TCG全般 コメント (1)その昔筑波大学のそばにあったフューチャービーについての情報を集めています。
火災などある程度の事情は把握しているのですが、別の視点での情報が欲しいのです。
なんでもいいので知っている方はよろしくお願いします。
興味本位です。
火災などある程度の事情は把握しているのですが、別の視点での情報が欲しいのです。
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興味本位です。
Women and Magic(再掲)
2015年10月8日 TCG全般 コメント (2)PV’s Playhouse Women and Magic
Posted by Paulo Vitor Damo da Rosa
July 6, 2011
http://www.channelfireball.com/articles/pvs-playhouse-women-and-magic/
この前の記事(http://www.channelfireball.com/articles/pvs-playhouse-playing-ww-and-loving-it/)で「女性とMagic: The Gathering」がとてもデリケートな話だってことが分かった。当然、2度とそんな話題には触れないと思うでしょ、いーやそんなわけがない。この話題はデリケートであるべきじゃないんだ。僕は覚悟を決めて、冒険してみようと思う
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訳注
この前の記事についてダイジェスト
ぶっちゃけ僕、大きなイベントで3回女の子と戦ったことがあるけどどれも勝ててない
1回目はRegionals。僕が青単、女の子が緑単。1ターン目ラノエルで、僕は返しに島。第2ターンで、彼女の手札から光臨する永遠の証人ッ!
「おk」と言った僕に、彼女は「えっとぉ、これやっぱやめてもいい?」
こいつ、墓地にカードが落ちるまで手札にキープする気だな、ってか僕のデッキとしては証人は手札にいてくれた方がいいカードだと思っていたら、彼女はお願い事をするときに女の子が作るあの表情をしているんだ! これは仕方ないね、「おk」と言ったら、トロールの苦行者さんちーっす。僕は負けた
(あとの二つはふつーにトップ負けとプレー負けなんで割愛)
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この記事で取り上げるのは三つ
1) なぜ、マジックをする女性は少ないのか?
2) なぜ、彼女たちは男性よりも勝てていないのか?
3) どうすれば、より多くの女性とマジックが出来るのか?
この記事のために、僕は3人の女性プレイヤーにインタビューした
Melissa DeTora
Melissaはプロビデンス(アメリカ・ロードアイランド州の都市)のプレイヤー。最高成績はGPでベスト16、あと何度かGPの32、64入りしていて、PTQでも結構勝ってる。PTやWorldsにも9回出場し、2回は64位以内に入っている。メリッサがツアーで最も一貫してプレーしている女性だと言うことは間違いないだろう
Kali Anderson
KaliはSCGのイベンターをするためにロアノーク(アメリカ・ヴァージニア州の都市)に引っ越したレベル2ジャッジ。ジャッジを始める前に、彼女はSCG 5kを制している
Carrie Oliver
Carrieは25年イギリス・ケンブリッジに住んでいて、博士号の研究を終えてフルタイムの研究者をしている。彼女のマジックの成果としては、PT名古屋で僕に勝ったことで、32位以内に入った。僕の知ってる限り、女性では最高成績だ。あとブリッジ(訳注:トランプのゲーム。絶対金は賭けちゃダメだよ! 絶対だよ!)のプレイヤーでもあるから、面白い見解を見せてくれるかもしれない
ちなみに、Carrieは「あなたが女の子で、私の意見と違ったとしても、深刻に思わないで欲しい。私の言うことは意見だし、結局のところ、マジックが面白くて、私もあなたと対戦したいだけだから」との前置きを入れてくれとのことだ
では、まずはなぜマジックを始めたのか、からいこう
Melissa
あたしがマジックを始めたのは1997年、高校生の時(今の年はナイショ)。誰か学校の友人に教わって、でもはじめのころは覚えることに抵抗があったけれど、すぐに魅了されたわ
Kali
私は高校でマジックを始めたの。ちょっとだけオタクで、D&Dとかあの辺のゲームをやっていたから。マジックのことは知っていて、なんだか面白そうに見えたから始めようと思ったのに、地元のお店に行って「誰かマジックのこと教えてよー」って言っても、みんな「いやいやいや、君はこのゲームしたくないはずだよ」と言い続けてたのよ。ようやくひとり、私に教えてくれるという人がいて、私はミラディンの構築済みデッキを買って友達と何気ないプレーを楽しんでたわ。それからバーミングハム(アメリカ・アラバマ州)に引っ越して、2006年にToddに会ってからツアーサーキットを始めたの(訳注:アンダーソンのことかな)。ジャッジになろうと思ってから、オンラインのテストで意外とルールを知らなかったことを思い知らされたわ。真面目にマジックに取り組むようになって、ルールアドバイザーを経てジャッジに。それから何度ジャッジしたか覚えてないくらい
Carrie
2010年1月30日。友達にワールドウェイクのプレリに誘われてマジックを始めたの。その前に箱〇のDuels of the Planeswalkersをやって、そしてプレリに行って夢中になったわ!
僕は先に挙げた「問題」がマジック特有のモノなのか、マジックから離れた、他のゲームの女性プレイヤーに話を聞くのも面白いと思い、チェスのトッププレイヤーNatalia Pogoninaにも話を聞いた
Nataliaはロシア人で、U16、U182連覇と3回ヨーロッパチャンピオンに。U18ワールドチャンピオンシップでは3位、第1回International Mind Sports Gamesのヨーロッパ女性選手権で優勝、2010年のFIDEは2500(訳注:チェスのレーティング。googleで適当に調べたところ、日本トップレベルのチェスプレイヤー・羽生善治のレーティングは2365)。ウェブサイトでチェスの普及もしている
Qマジックって知ってる?
Natalia
とーぜん
長いことロシアでも人気で、私が10代だった90年代にも、みんなお気に入りのデッキを持っていたわ。私は残念だけどプレーしたことはないけど、ロシアの国内選手権に顔を出したことはあるのよ。大きなショッピングセンターが会場で、ジャッジがいて、スクリーンがあって、会場全体にもうなんていうかオタクの山。見てて面白いの
まー、驚いちゃうのも無理はないよねー。ショッピングセンターだもん
じゃあ、そろそろ本題の質問にいこうか
なぜ、マジックをする女性は少ないのか?
Why are there so few women in Magic?
良くいわれるのはこんな理由だ
「女性は男性ほど、競争心がない」
確信は得ないものの、良く聞く話だ。僕の印象では、女性は男性ほど「男性と」競争していないが、男性よりも「女性と」競争している。マジックをしている女の子が、他の女の子に負けたくないというのを見たことがあるし。これは一つ当を得た話じゃないかと思う
あなたは「男性は女性より競争心がある」と思う?
Natalia
平均してそう思うわ。遺伝や社会的な定型といった要素で決まってるのよ
Melissa
その通りね。まぁあたしは競争心があるけど。あたしが若くて、もっと競争心があったときでも、女の友人にはそういう傾向があまりなかったけど、ヤローにはあったわ
Kali
女性には男性と違った競争力があるわ。ツアーサーキットをする女性は、ヤローと変わらないくらい勝ちたがってる。でも、私たちは他人に対して攻撃的じゃないの。私たちは自分に厳しくて、ヤローどもは私たちよりも他の人に八つ当たりしやすいかな
Carrie
ある程度はそうね。正直なところ、個人で違うけれど。私は全てにおいて優れていたいと思うわ
ところで、女性はこのゲームのテーマに引きつけられるのだろうか。魔法に竜に魔術師。ゾンビに巨人といったファンタジーに
僕は女性はこういったファンタージーよりも、もっと単純なファンタジーが好きなんじゃないかと思う。そして、プレーが先鋭化すると、こうしたテーマはマジでどうでも良くなる。いや、アーティファクトがあれば《聖句札の死者/Phylactery Lich》が死なないとか、《願いのジン/Djinn of Wishes》が三つの願いを叶えてくれるとか、《火の玉/Fireball》を放つとか、確かに面白いけど、それがあろうがなかろうが僕はゲームをするよ。テーマってゲームを始めるために重要なのかね
ファンタジーのテーマが女性を遠ざけている?
Natalia
そうは思わない。例えば、80年代90年代は男性に支配されていたビデオゲームだって、今や多くの女の子がオンライン・オフラインで楽しんでいるわ。私はファンタジー、特にDragonlanceシリーズが好きで、私はエルフっぽい見た目なの! それに、Lord of the Rings Onlineでは男女比は1:2くらいだし、World of Warcraftだって似たような傾向よ
(Nataliaは自分がファンタジー好きで、エルフっぽい見た目だってことを証明するためにコラ画像まで送ってきたよhttp://www.channelfireball.com/wp-content/uploads/2011/07/wall2.jpg)
Melissa
ゲームに触れてない女の子は、そういうものを好きにならないわ。あたしみたいにコンシューマーゲームに加えて、D&Dで育つと魅惑されるけど
Kali
たぶん、そうでない女の子だけがこのゲームに足を踏み入れるのだと思うわ
ファンタジーは近年、ハリーポッターやロード・オブ・ザ・リング、Game of Thrones(訳注:アメリカで今人気の中世的ファンタジー。たぶん日本に来るぜ、すげー面白いらしい)だとかで市民権を得たわ。現実逃避の楽しみとして、ファンタジーは非難されてないのよ
Carrie
ねーよ!
私や私の知り合いのマジックプレイヤーは違うわ。ファンタジー小説やきれいな絵が大好きだし、私は美しく美しく美しい《静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence》のイラストが大好き。全ての女の子が、ポニーやお人形さんが好きなわけじゃないわ
女性はマジックトーナメントの環境が好きじゃない
僕はマジックプレイヤーの不潔さが誇張されてると思っている、まぁ、確かに何人かもっとシャワー浴びろよって奴はいるけど。女の子にしてみれば、チーズバーガーをむさぼって、カードの上にケチャップが垂れて、もうオーガでいっぱいみたいなカードショップに行きたいかって話だ
僕の経験では、女の子に対してみんなものすごく親切であろうとしている。まぁ、要は他意があるからでー、つまり、今までにマッチの間にいちゃつくって言うかなんて言うか、オンナノコ扱いされたことってある? むかつかね?
Natalia
マッチの間にゲーム以外の話をする気にならないわ。それに、私のFacebookやTwitter、SNSにエロメッセを入れる人がいるけど、まぁいい気分じゃないわね。でもインターネットでは常識よね。私が結婚していることをしらない男性は、だいたい礼儀正しくて優しいわ
Melissa
マジむかつく。あたし彼氏いるし
Kali
多いわ。私は指輪を付けてるし、Toddとの関係で既婚者だって知ってる人は多いし、気まずい感じになってもしういらいらしないわね。あんまり問題じゃないかな
Carrie
やりすぎないと気付かないわ。日本で対戦した人は、私に折り紙で作った花をくれてうれしかったの。気分屋だから、いい浮気者には嫌な気しないわ
Kaliは環境が「女性に優しくない」というのに、次にあげるようなポイントを提示してきた
女性は、女性であることが原因で負けることが好きじゃない
まぁ僕が無視したい要素だ。女性は女性であることで大きなものを得ているけれど、一方でそれを嫌っている。僕が無視することにしたこの前の記事のコメントのいくつかはいいコメントで、面白い漫画がある
http://www.channelfireball.com/wp-content/uploads/2011/07/women_suck_at_math.png
説明しよう。初心者と当たると「いいねービギナーとだよー。あんまうまくねーしなー」となる。これは間違っているわけじゃない、ビギナーはうまくない。さて、ビギナーの女の子と当たるとどうだろうか、「いいねー、女の子と当たっちゃったよ。うまくないよー」と思うだろうね。女の子には悪いが、「彼女は結局ビギナーなわけだし」とはいかないんだ。「やっぱり女の子はうまくないね」となってしまうんだ
どんな女の子も、そんな子にはなりたくないだろう。トーナメントに参加して、こんな目に遭うのはいやだろうけど、彼女たちはそうしたステレオタイプを払拭しようとしているだろうか。彼女たちは、自分がビギナーだと自覚して、ミスをしたときに起こりうることが分かっているのだ。
僕は、この点が僕らに改善することが出来るポイントだと思っている。いや、もちろんシャワーは浴びろ
女の子がファンタジーが嫌いなら、女の子にロボトミーをするわけにもいかないから、ゲームを変えることは出来ない。女の子に競争心がないなら、僕らは何も手出しできない。ただ、そうした考えを変えることが大切なんだ。僕は女の子に、ちょっと勇敢であれとアドバイスしたい。とにかく女性はプレーに行って欲しい。「女の子は弱い」という間違いを直す唯一の方法は、プレーしてプレーして、弱くなくなることだ
また、女の子はマジックのトーナメントで特別扱いされる。ふらっとテーブルをのぞきに来る人もいるだろう。スタッフが女の子がいるよと吹いて回るかもしれない、例えばフューチャーマッチとして。Melissaは以前、「フューチャー席に行ったけど、そのとき3-4。要は女の子だからってことよね」と記事を書いてる
女の子がしばしばフューチャー席に呼ばれるという事実は、まぁそんなもんだ。だって、多くの人が見たいものなんだから。日本の大会なら、日本のプレイヤーを特集するし、アメリカならアメリカ人を取り上げる。ただし、僕はこの傾向は女の子にとって良くないことだと思っている。フューチャーマッチでは多くの人がプレイングを見る。フューチャーされたプレイヤーはたいてい強いので大きな問題ではないが、女の子がフューチャー席に呼ばれ、めちゃめちゃにされると、結局ステレオタイプが強化されるだけだ。もちろん、Melissaがフューチャーされればこんなことにはならないだろうが、そうでない女の子をフューチャーするのは反対だ
女の子のイメージを「作り上げる」ことは、女の子が「人気者になれるからプレイする」といった有益なことにつながってくるのか、それとも女の子を傷つけて追い払ってしまうのだろうか?
Melissa
フューチャー席に女性がいることが、彼女がトーナメントで順調ってことをいつも示してるわけじゃない。でも、女性はイマイチで、トーナメントが初めてとかいう考えは正しくないわ
Kali
私の経験だと、トーナメントで調子がいいときだけ、女性をフューチャーしているわよ。好調なら、当然フューチャーされるわよね。みんなは自分がいつも見ていないものを見たがっている。つまり、フューチャー席ではやっぱりプロプレイヤーを見たいのよ。でも、やっぱり無名のプレイヤーがのし上がっているところや、小さな子どもがグランプリのトップ16に出るような展開も見たがっている。女性がフューチャーされるって言うのは、他の女性もこれくらい頑張れるんだよってことを示してるのよ。フューチャー席はショーの空間、いつもと違うところなの
Carrie
WotCは色々と面白い人を披露したいんじゃないかしら。やっぱり好調な女性プレイヤーは興味を引かれるわよ。そしてそのことが、女性プレイヤーがPTやNatsで活躍してと推奨することになるわ。私はPTでフューチャーされて、そのマッチでミスをしたけれど、そんなの誰が気にするの? まだ私は経験が浅いからミスもするし、そのひとつのミスを見て「やっぱ女はクソだなwww」とか言うならば、いつかそいつと当たってブチ殺してやればいいだけよ
なんで男性のマジックプレイヤーの方が多いのだろう? 何か一つ理由があるのか、それとも色んなことの組み合わせなのか?
Melissa
普通の女性がゲームに興味ないだけよ
Kali
ぶっちゃければ、マジックは男の子のコミュニティーよ。もうスタート地点でダメなの。でも、私はWotCが幅を持たせようとしていると思っているわ。2007年アトランタで初めてRegionalsに出たときは、私の他にたったひとりしか女性プレイヤーがいなかったし、私しか女性がいないPTQだって何度も経験した。でもいまは、まぁ片手で数えられるくらいは女の子がいるのよ
なんでマジックをする女性より、ブリッジをする女性の方が多いのかな?
Carrie
ブリッジは協調のゲームで、極めて社会的な要素が含まれているものなの。だから、競争的な側面はいくぶん少なくなっているわ。そうした理由が、ブリッジにより多くの女性プレイヤーがいる状況を作っていると思う。だいたい、多くの女性は旦那さんとブリッジを始めて、周りの友達を巻き込んでいく。女の子がカレシとマジックするとなると、ちょっとその競争的なところを意識しちゃうわね
双頭巨人戦はまぁ、あんま良くないフォーマットだ…
さて、女性のジャッジというのは、女性プレイヤーの割合よりもずっと多い。これはどういうことなんだろう?
Kali
実はもっと女性プレイヤーは多いと思うの。競争力はないけれど、女性のジャッジなんかじゃなくて、とてもカジュアルなプレイヤーはいると思うのだけど、あまり外には出てこないわ。統率者戦をする女の子を知っているし、とにかくライブラリー破壊が大好きって子もいるわ
なるほど、確かに僕の印象なのかもしれない。でも、僕は女性の強いプレイヤーの割合よりもずっと多く、女性のジャッジを見かける。カジュアルプレイヤーだらけならそうはならないでしょ。
君は、自分が女性なことを理由に、ジャッジが返答を変えたと感じたことはある? 何か、そういう問題にぶち当たったことは?
Kali
ジャッジの問題に当たったことはないわ。ほとんどのプレイヤーがイベントでジャッジをリスペクトしているし、幸運なことに何かジャッジに言いがかりを付けるような場面になったこともないわ。確かに、古い話で、「男のジャッジがいいなぁ」と言った人がいるという話は聞いたことがあるけれど、私はまぁそういうことはないわ
なんで女性たちは、男性よりマジックがうまくないのか?
Why are women, as a group, not as good as men in Magic?
女性が男性と同じほどはマジックがうまくないというのは、まぁほぼ確定的なことだ。僕が考える理由は三つ。統計的で、生物学的で、文化的な背景からだ
第1に、男性の方がプレイ人口が多いことがある。モナコのプレイヤーは、アメリカのプレイヤーよりうまくないってのと同じことだ。これは文化的な背景とも相関してくる
ちょっとチェスの話をしよう
僕がバカげたジョークを言う性差別主義者だと思う人がいるだろうから、ちょいとGarry Kasparovというロシアの最高の論理派チェスプレイヤーの話をしよう。Kasparovはあるスピーチで、歴史上もっともチェスがうまい女性Judit Polgarについてこんなことを言っている
「彼女は必然的に、不利な環境下に置かれている。素晴らしいチェスの才能があれども、結局は女性で、女性特有のメンタルの欠点に全てが集約してしまう。女性は長時間の試合を続けることが出来ない。彼女は原始からの宿命と戦っている。彼女は偉大なグランドマスターになれるだろうが、絶対に最高に偉大なグランドマスターにはなれない」
Kasparovは「サーカスのあやつり人形」としてJuditのことをたとえ、「女性のチェスプレイヤーは子どもを持つことをあきらめるべきだ」と断言した。これは男性優位の視点だが、Kasparovは例外なんだろうか。Kasparovは2002年、Juditに短期決戦に持ち込まれ負けているが、チェスの世界は変化があったのだろうか?
Natalia
私の知っている限りだと、彼は同僚のことを「ツーリスト」とか「ゴキブリ」とか呼んでいたから、彼の言うことをそんなに真面目に捉えることはないでしょ。才能がないのはなぜ悪いことなのか、そして彼自身はどれぐらいの格付けなのかは誰かが明らかにしなくちゃ行けないわ。ちなみに、Juditの勝利については、まず短期決戦はスタンダードな時間配分のゲームよりずっと評価されないわ。そして、Kasparovは女嫌いなことをなーんにも変えてない。彼は、まぁJuditがラッキーだったというか、あるいは良くても「Juditはチェスが出来るただ唯一の女で、他の女はwoodpusherなことに変わりはないよ」と言うでしょうね
(訳注:woodpusherはチェスが下手な人を表す慣用句。駒を前に進めることしか能がないから)
当然だけど、僕の意見はKasparovとは違ってるよ。僕は脳の専門家じゃないけど、マジックで勝つために必要なものは三つだと考えている。練習と、総合的な知性と、才能だ。すぐにゲームのパターンを認識し、何をするか思い出す。あるいは、見たことのない局面なら、自分のすべきことを導き出す。それがマジックの才能だ。才能のある人間が、十分な知性を持っていて、そして十分な練習をすると、ものすごく強いプレイヤーになる
知性と練習については、男女の条件は同じだ。だが、才能となると、男性の脳は数学や空間把握能力に優れ、女性は感情や言語能力に優れているという一般論からも、男性にマジックの才能が芽生えるのは女性よりも簡単だと言える
これは、もちろん女性にはマジックの才能が芽生えないと言うことは意味してない。だけど、確率は低い。男の100人に1人がマジックの才能があるというなら、女性は200人に1人だろう。まぁ、才能さえあればハンデはないわけで、例えばJuditだったら、彼女に9.5の才能があったとして、それは当然男性の9.5の才能を持っていることになるよね
あと、文化面の違いもある。男性は若い頃からマジックのようなゲームに触れ、遊ぶのが当然となっている。いくらかの女の子が、男性のようにファンタジーが好きだとしても、それは一般的な話ではないし、そもそも「好きかもしれない」という可能性の話であって、10歳の誕生日にマジックのデッキを買い与えたりはしないでしょ。そもそも、自分がマジックが好きかどうかを知る機会さえない。またチェスの話になるけど、かつてロシア人は「チェスの遺伝子」を持っているとも言われた。十中八九、チェスの才能については他の国と変わらないんだろうけど、幼いときからチェスに触れる環境にいて、小学校から大会があるのは大きな違いだ。例えば、Nataliaになぜチェスを始めたか聞いたらこんな答えが返ってきた
Natalia
おじいちゃんが5歳の時に教えてくれたわ。学校のチェストーナメントで優勝して、地元のチェスのコーチが、才能があると言い出して援助してくれたの
国中でチェスをしていて、小さいときに両親とプレーしてるなら、才能が発掘されるのも簡単だ。他の国ではそうした才能を発掘する機会が少ないしね。そういうのと同じで、男性と女性の才能の差が出てしまう
僕が思う、女性がPTのスターダムにのし上がっていない理由はこれらをごちゃまぜにしたものだろう。女性はあんまり才能を持って無くて、しかもそれが発掘されづらい
今のところ、女性プレイヤーは、成功を収めている男性プレイヤーほどうまくいってない。これは単に、大多数が男性プレイヤーだという数の問題なのだろうか、それとも他に理由があるのだろうか?
Melissa
あたしは数の問題だと思うわ。ほとんどのプレイヤーは素晴らしいわけじゃないし、普通のプレイヤーの数と女性の数を考えれば、まぁ彼らがいいというわけでもないし
Kali
私は数の問題と、トーナメントが女性に優しい環境じゃないことが関係していると思うわ。初めてトーナメントに行ったとき、じっと私のことを見つめてくるヤローがいたし、最初に対戦した相手は親切だったのだけど、私が勝ったら取り巻きが彼を笑い飛ばしていた。オンナノコに当たったんだからバイだなーとでも考えてたんでしょうね。ナッシュビルのSCG5Kのラウンド6では、対戦相手のヤローがテーブルまで来たときに、まるで子どもに諭すように成績を聞いてきて、5-0と答えたら不審な目で見てきやがったのよ
Carrie
普通の男性と、普通の女性がどう考えているかには根本的な違いがあるのよ。この事実は、多くの研究に支持されていて、私だけの意見というわけではないわ。女性よりの傾向を示す男性や、その逆のような例外はあっても、データはほとんど決まり切った傾向を示している。例えば、男性は三次元空間や頭の中での数学的な計算や想像が上手で、女性は感情や認識だとかの人付き合いが得意な傾向にある。マジックは、男性の脳に関連している多くのスキルを使うものだわ。だから、男性の方がより成功を収めていることは、私にとっては何も意外なことじゃないの。男性がゲームを始めて、素早く進歩していく。これはブリッジでも同じことだわ。でも、ブリッジのトッププレイヤーの中にも、男よりも少ないとはいえ、女性のプレイヤーがいる。確かに、スタートラインの不都合さは女性のプレイや0をガッカリさせるものかもしれないけれど、ブリッジではより多くの女性プレイヤーがトップレベルの協議をしているわ
女性と男性がマジックに取り組むのに、何か根本的な違いがあるのかな?
Carrie
まったく思わないわ
Melissa
それは感じないわ。競争力のあるプレイヤーは、トーナメントに勝つように努力していて、カジュアルプレイヤーはただただ面白いことが好きなのよ。女性はカジュアルめのプレイヤーが多くて、ヤローがトーナメントに血眼になっているようには、真剣にトーナメントに取り組むことはないわ
Kali
トーナメントに出るときはいつも、女性がプレーしてないか調べるのよ。でも特別なパターンはないわ。女の子も、ありとあらゆるアーキタイプを使っているし。ユニコーンの入った緑単とかね
ここで断っておくと、基本的にインタビューした内容をそのまま載せようとしているが、性差別的なジョークには嫌悪感を抱いたことは書き留めておくよ。
Carrieに追加して、聞いてみよう。ブリッジでもかい?
Carrie
トップレベルになると、女性は男性と別にブリッジをすることはないわ。男性にはブリッジがうまくなるためのスキルが自然とついているけど、多数の女性プレイヤーは男性と対等に戦えることを証明してくれているの
チェスではどうなの?
Natalia
一般的に、男性は女性よりも勤勉で、目標に向かって努力する傾向があるわ。例えば、多くの女性プレイヤーは、子どもを産むとチェスを辞めるのだけど、同じ理由でチェスのキャリアを閉じた男性は聞いたことがないわ。プレイスタイルについて言うなら、女性のチェスは予想外で、面白いことが起きるわね。素早い引き分けがなくて、最後の最後までやりたがるし。男性は、より読みが決まったものになり、安定したプレイングになるわ
面白い話だね
相手が男か女かで、違ったやり方で戦うかな?
Natalia
相手の性別に依存してプレイスタイルを変えることは無いわ。でも、そうした心理学的な個性には注意を向けていて、どうにか有利にならないかとはしているのよ。最高に強い男性と戦える女性のように戦っていきたいわ
どうすれば女性プレイヤーを増やすことが出来るのか?
What can we do to increase the number of women who play?
僕は、女性により快適な環境を提供して、前述したような「どうせ女だろ」といったレッテルをやめ、それぞれの女性が異なった個人であると捉えるようになればずいぶん変わるはずだ。もっとも、他にも手段はあるだろうし、僕らがいつも必要というわけでもないだろうが
多くのゲーム(chess, Bridge, Draught, Go, pokerなど)で、女性のためのカテゴリーが設けられている。彼女たちのランキングがあり、トーナメントがあるのは、マジックと大きく違うところだ。はるかに多くの女性がゲームをしているからこそ、そうしたことが可能になるのだけど
こうしたカテゴリーわけが、女性のプレイングのレベルは男性と同じ土俵に立つに至っていないとしてしまっていると指摘したい。彼女たちがプレーしたところで、レベルが落ちるわけではないんだ。例えば、僕がブラジル人とアメリカ人、どちらかとプレーすることが出来る状態なら、僕はブラジルのものをプレーする。女性を分離することは、一般的に軽蔑的なことかもしれないけれど、女性がカテゴライズされた女性のみのトーナメントを選ぶことは、決してそのレベルを落としているわけではない。それはそれで、彼女なりの論理的な行動だ
それに、軽蔑的だろうと、軽蔑的じゃ無かろうと、女性にはそうした形の方がより楽しい可能性もある。僕はジュニアのブリッジをやることがあるけど、それはより簡単で楽しいものだ。結局のところ、僕は何かを目指すにしても、よりなじみ深い環境を作り出し、ジュニア・女性・シニア・ブラジルと言ったような、カテゴリわけでプレイヤーの興味を刺激できるかで競争力が働くようにし、女性にプレーする要因を引き出してやればいい
基本的に、僕は女性のみのレーティングに即した女流PTをやれと言いたいわけじゃない。でも、例えば女性のみのGPTとかPTWとかPT・GPでの女性向けのプロモーションイベントだとかは、女性をトーナメントシーンに連れてくるにはいいんじゃないか。例えばパリでのPTやGPのような大きなイベントで、どれくらいの女性がPTQに参加してるんだろう。30人? それは結構十分な数だぜ。だってアラスカのPTQは15人だ宝ね
まぁ僕の意見はいいとして……
チェスで、女性用の特別なカテゴリーがあって、男性とは別にプレーすることは、格下になるってことかな?
Natalia
「女性のチェスは格下か」っていう話題はすごくポピュラーなものなのよ。だいたい、チェスにせよ、何らかのカテゴリ分けがあるのには女性を下に見るような差別があるのだと思うわ。男性と女性がフェアにプレーできるかにもかかっているけど。例えば、サッカーやバスケットボール、テニスでは、女性の世界ランク1位の選手でも、男性の100位以内のランカーにはかなわないでしょうね
でも、彼らはより人気で、より収入を得ているの。にもかかわらず、多くの人は女性がKasparovやVishwanathan Anand(訳注:インドのチェスプレイヤー。2010年世界チャンプ)ほどの技能に達することが出来ると信じている。そして、それが出来ないのは自分たちの問題だというの。女性のトッププレイヤーをどう扱うかというのは、チェスの世界でまだ決まっていないしね
現在のマジックは、男女の区別はまったく行われていない。これは、女性をゲームに誘い込むために重要なことなのかな?
Natalia
客観的な判断は難しいのだけど、私は女性は男性と同じくらいマジックと成功を収められると思うっているわ。それに、そういう状況を男性プレイヤーが歓迎すべきね。はじめの頃は不十分でも、将来的には男女比はもっと変わってくるわ。ヤローと女の子が同じイベントに参加することはいいことだし、当然のこと。でも、ポーカーを見てみると、トーナメントだけでなく、女性のためだけの特別イベントもあるの。こういう分け方は、ゲームが人気になるために役立つことがあるわ。特に、熟練していて、セクシーな女の子が見つけられるなら最高よね
ブリッジでは、女性は男性と混合でプレーが出来るけど、女性だけのカテゴリーある。こういうカテゴリー分けは女性のプレイ人口に寄与するだろうか。あるいは、女性だけのカテゴリーでプレイすることは、格下でゲームをするととらえるんだろうか?
Carrie
多くの協議に男女混合と、女性専用のカテゴリーがあるわ。私は、女性専用のカテゴリーを拒否する女性を何人か知っているの。オープンなカテゴリー以外を設けて別々にするということが軽蔑的だと考えているのよ。マジックの大会で、そうした分け方をしても、私はオープンの大会にはいるでしょうね。でも、私は年に1回くらいでWomen Championshipを開くことは、女性のマジックプレイヤーの可能性を広げ、より多くの女性が大会に出ることを促せるんじゃないかと思うわ。もちろん、ほかのサイドイベントに影響されないように、NatsやPTなど、他の大会から独立する必要はあるけれど
マジックでこうしたカテゴリ分けをすることは嫌かな? 女性の大会を開くようなことが、マジックをしたいという意志を強いものにするのか。トーナメントでは、より多くの女性がプレーを始め、そうした状態が今のシステムよりもよく見えるのかな? そして、もし選択できるなら、君は女性だけのカテゴリーで出場するのだろうか?
Carrie
私はヤローどもとプレイするのを楽しんでるし、基本的にうまくいっている。私自身は、完全なカテゴリ分けを歓迎しないし、それがより多くの女性プレイヤーの取り込みになるかはちょっと疑問。私自身はオープントーナメントに出るだろうし
Melissa
あたしも女性のみのトーナメントという考えは好きじゃないわ。女性は男性と同じレベルでプレイが出来るしね。例えば、バスケットボールのように、生まれつきの体の性能の差というなら違うけど、マジックのような知的なゲームでは女性だけのトーナメントの必要性は無いわ。もしそんなことが実施されたら、個人的にはイラッとくるわね
Kali
まぁ、女性の追い出しよね。ウーマン・リーグを作るなら文句言うわよ。女性と男性じゃゲームにならないと案に言っているようなもの。私たちが離れる必要はないし、性別によるカテゴリ分けは、やっぱりメリットより多くのデメリットがあるわ
より多くのプレイヤーをチェスに誘うのに何が可能かな?
Natalia
チェスにおいて、女性は劣ったものだと考えるのはやめることね。女性とともに働ける熟練コーチを育成すべきなのよ。だいたい、トップコーチは女性と作業するのが嫌いで、あるいは女性と接する方法が分からなくて、「まぁ女は良くなることはない」と信じ切っちゃってるの。チェスが女の子にとってどれだけ素晴らしいゲームかを伝えて、両親を説得するのが一番ね。トップレベルの女性が出場するイベントとプライズを増やさないと行けないわ。だいたい、招待型の大会って男性専用なのよ。あと、プライズに関しては、世界チャンプは決勝戦だけで100万ドル以上を手にするんだけど、女性はまぁ50~100ドルがせいぜいよ。他のイベントでも、まぁ、5分の1とか、3分の1とか、ほんと失礼な額よね
(100万ドル! WotCが神になる!)
マジックをどうしようか
Melissa
普通の女性はゲームに興味がないのよ。あたしはそういう普通の子を引きつける方法が分からないわ
Kali
より多くの女性プレイヤーの獲得には、ゲームがどれだけ成長するかにかかってるわ。より多くの女性がゲームでいい成績を収めれば、さらに多くの女性が」いい成績をたたき出すようになるのよ
Carrie
女性プレイヤーをしっかり固める方法はないのよ。はっきり言えば、いくつかの技能が絡んだゲームで、強制的にやらせるわけにもいかない。多くのカジュアルな女性プレイヤーがいるだろうけど、やっぱり勝ち上がったプレイヤーがいれば、トーナメント志向を推進することになるわ。年に一度のWomen’s Championshipみたいな大会が、多くの女の子の心を捉えると思うわ。それに、証拠があろうが無かろうが、女性は男性と同じレベルでの闘いは出来ないわ。女性のマジックプレイヤーを増やしたいなら、やっぱりWomen’s Championshipを開いて欲しいわね
と、いうわけでしーゆー
PV
Posted by Paulo Vitor Damo da Rosa
July 6, 2011
http://www.channelfireball.com/articles/pvs-playhouse-women-and-magic/
この前の記事(http://www.channelfireball.com/articles/pvs-playhouse-playing-ww-and-loving-it/)で「女性とMagic: The Gathering」がとてもデリケートな話だってことが分かった。当然、2度とそんな話題には触れないと思うでしょ、いーやそんなわけがない。この話題はデリケートであるべきじゃないんだ。僕は覚悟を決めて、冒険してみようと思う
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訳注
この前の記事についてダイジェスト
ぶっちゃけ僕、大きなイベントで3回女の子と戦ったことがあるけどどれも勝ててない
1回目はRegionals。僕が青単、女の子が緑単。1ターン目ラノエルで、僕は返しに島。第2ターンで、彼女の手札から光臨する永遠の証人ッ!
「おk」と言った僕に、彼女は「えっとぉ、これやっぱやめてもいい?」
こいつ、墓地にカードが落ちるまで手札にキープする気だな、ってか僕のデッキとしては証人は手札にいてくれた方がいいカードだと思っていたら、彼女はお願い事をするときに女の子が作るあの表情をしているんだ! これは仕方ないね、「おk」と言ったら、トロールの苦行者さんちーっす。僕は負けた
(あとの二つはふつーにトップ負けとプレー負けなんで割愛)
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この記事で取り上げるのは三つ
1) なぜ、マジックをする女性は少ないのか?
2) なぜ、彼女たちは男性よりも勝てていないのか?
3) どうすれば、より多くの女性とマジックが出来るのか?
この記事のために、僕は3人の女性プレイヤーにインタビューした
Melissa DeTora
Melissaはプロビデンス(アメリカ・ロードアイランド州の都市)のプレイヤー。最高成績はGPでベスト16、あと何度かGPの32、64入りしていて、PTQでも結構勝ってる。PTやWorldsにも9回出場し、2回は64位以内に入っている。メリッサがツアーで最も一貫してプレーしている女性だと言うことは間違いないだろう
Kali Anderson
KaliはSCGのイベンターをするためにロアノーク(アメリカ・ヴァージニア州の都市)に引っ越したレベル2ジャッジ。ジャッジを始める前に、彼女はSCG 5kを制している
Carrie Oliver
Carrieは25年イギリス・ケンブリッジに住んでいて、博士号の研究を終えてフルタイムの研究者をしている。彼女のマジックの成果としては、PT名古屋で僕に勝ったことで、32位以内に入った。僕の知ってる限り、女性では最高成績だ。あとブリッジ(訳注:トランプのゲーム。絶対金は賭けちゃダメだよ! 絶対だよ!)のプレイヤーでもあるから、面白い見解を見せてくれるかもしれない
ちなみに、Carrieは「あなたが女の子で、私の意見と違ったとしても、深刻に思わないで欲しい。私の言うことは意見だし、結局のところ、マジックが面白くて、私もあなたと対戦したいだけだから」との前置きを入れてくれとのことだ
では、まずはなぜマジックを始めたのか、からいこう
Melissa
あたしがマジックを始めたのは1997年、高校生の時(今の年はナイショ)。誰か学校の友人に教わって、でもはじめのころは覚えることに抵抗があったけれど、すぐに魅了されたわ
Kali
私は高校でマジックを始めたの。ちょっとだけオタクで、D&Dとかあの辺のゲームをやっていたから。マジックのことは知っていて、なんだか面白そうに見えたから始めようと思ったのに、地元のお店に行って「誰かマジックのこと教えてよー」って言っても、みんな「いやいやいや、君はこのゲームしたくないはずだよ」と言い続けてたのよ。ようやくひとり、私に教えてくれるという人がいて、私はミラディンの構築済みデッキを買って友達と何気ないプレーを楽しんでたわ。それからバーミングハム(アメリカ・アラバマ州)に引っ越して、2006年にToddに会ってからツアーサーキットを始めたの(訳注:アンダーソンのことかな)。ジャッジになろうと思ってから、オンラインのテストで意外とルールを知らなかったことを思い知らされたわ。真面目にマジックに取り組むようになって、ルールアドバイザーを経てジャッジに。それから何度ジャッジしたか覚えてないくらい
Carrie
2010年1月30日。友達にワールドウェイクのプレリに誘われてマジックを始めたの。その前に箱〇のDuels of the Planeswalkersをやって、そしてプレリに行って夢中になったわ!
僕は先に挙げた「問題」がマジック特有のモノなのか、マジックから離れた、他のゲームの女性プレイヤーに話を聞くのも面白いと思い、チェスのトッププレイヤーNatalia Pogoninaにも話を聞いた
Nataliaはロシア人で、U16、U182連覇と3回ヨーロッパチャンピオンに。U18ワールドチャンピオンシップでは3位、第1回International Mind Sports Gamesのヨーロッパ女性選手権で優勝、2010年のFIDEは2500(訳注:チェスのレーティング。googleで適当に調べたところ、日本トップレベルのチェスプレイヤー・羽生善治のレーティングは2365)。ウェブサイトでチェスの普及もしている
Qマジックって知ってる?
Natalia
とーぜん
長いことロシアでも人気で、私が10代だった90年代にも、みんなお気に入りのデッキを持っていたわ。私は残念だけどプレーしたことはないけど、ロシアの国内選手権に顔を出したことはあるのよ。大きなショッピングセンターが会場で、ジャッジがいて、スクリーンがあって、会場全体にもうなんていうかオタクの山。見てて面白いの
まー、驚いちゃうのも無理はないよねー。ショッピングセンターだもん
じゃあ、そろそろ本題の質問にいこうか
なぜ、マジックをする女性は少ないのか?
Why are there so few women in Magic?
良くいわれるのはこんな理由だ
「女性は男性ほど、競争心がない」
確信は得ないものの、良く聞く話だ。僕の印象では、女性は男性ほど「男性と」競争していないが、男性よりも「女性と」競争している。マジックをしている女の子が、他の女の子に負けたくないというのを見たことがあるし。これは一つ当を得た話じゃないかと思う
あなたは「男性は女性より競争心がある」と思う?
Natalia
平均してそう思うわ。遺伝や社会的な定型といった要素で決まってるのよ
Melissa
その通りね。まぁあたしは競争心があるけど。あたしが若くて、もっと競争心があったときでも、女の友人にはそういう傾向があまりなかったけど、ヤローにはあったわ
Kali
女性には男性と違った競争力があるわ。ツアーサーキットをする女性は、ヤローと変わらないくらい勝ちたがってる。でも、私たちは他人に対して攻撃的じゃないの。私たちは自分に厳しくて、ヤローどもは私たちよりも他の人に八つ当たりしやすいかな
Carrie
ある程度はそうね。正直なところ、個人で違うけれど。私は全てにおいて優れていたいと思うわ
ところで、女性はこのゲームのテーマに引きつけられるのだろうか。魔法に竜に魔術師。ゾンビに巨人といったファンタジーに
僕は女性はこういったファンタージーよりも、もっと単純なファンタジーが好きなんじゃないかと思う。そして、プレーが先鋭化すると、こうしたテーマはマジでどうでも良くなる。いや、アーティファクトがあれば《聖句札の死者/Phylactery Lich》が死なないとか、《願いのジン/Djinn of Wishes》が三つの願いを叶えてくれるとか、《火の玉/Fireball》を放つとか、確かに面白いけど、それがあろうがなかろうが僕はゲームをするよ。テーマってゲームを始めるために重要なのかね
ファンタジーのテーマが女性を遠ざけている?
Natalia
そうは思わない。例えば、80年代90年代は男性に支配されていたビデオゲームだって、今や多くの女の子がオンライン・オフラインで楽しんでいるわ。私はファンタジー、特にDragonlanceシリーズが好きで、私はエルフっぽい見た目なの! それに、Lord of the Rings Onlineでは男女比は1:2くらいだし、World of Warcraftだって似たような傾向よ
(Nataliaは自分がファンタジー好きで、エルフっぽい見た目だってことを証明するためにコラ画像まで送ってきたよhttp://www.channelfireball.com/wp-content/uploads/2011/07/wall2.jpg)
Melissa
ゲームに触れてない女の子は、そういうものを好きにならないわ。あたしみたいにコンシューマーゲームに加えて、D&Dで育つと魅惑されるけど
Kali
たぶん、そうでない女の子だけがこのゲームに足を踏み入れるのだと思うわ
ファンタジーは近年、ハリーポッターやロード・オブ・ザ・リング、Game of Thrones(訳注:アメリカで今人気の中世的ファンタジー。たぶん日本に来るぜ、すげー面白いらしい)だとかで市民権を得たわ。現実逃避の楽しみとして、ファンタジーは非難されてないのよ
Carrie
ねーよ!
私や私の知り合いのマジックプレイヤーは違うわ。ファンタジー小説やきれいな絵が大好きだし、私は美しく美しく美しい《静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence》のイラストが大好き。全ての女の子が、ポニーやお人形さんが好きなわけじゃないわ
女性はマジックトーナメントの環境が好きじゃない
僕はマジックプレイヤーの不潔さが誇張されてると思っている、まぁ、確かに何人かもっとシャワー浴びろよって奴はいるけど。女の子にしてみれば、チーズバーガーをむさぼって、カードの上にケチャップが垂れて、もうオーガでいっぱいみたいなカードショップに行きたいかって話だ
僕の経験では、女の子に対してみんなものすごく親切であろうとしている。まぁ、要は他意があるからでー、つまり、今までにマッチの間にいちゃつくって言うかなんて言うか、オンナノコ扱いされたことってある? むかつかね?
Natalia
マッチの間にゲーム以外の話をする気にならないわ。それに、私のFacebookやTwitter、SNSにエロメッセを入れる人がいるけど、まぁいい気分じゃないわね。でもインターネットでは常識よね。私が結婚していることをしらない男性は、だいたい礼儀正しくて優しいわ
Melissa
マジむかつく。あたし彼氏いるし
Kali
多いわ。私は指輪を付けてるし、Toddとの関係で既婚者だって知ってる人は多いし、気まずい感じになってもしういらいらしないわね。あんまり問題じゃないかな
Carrie
やりすぎないと気付かないわ。日本で対戦した人は、私に折り紙で作った花をくれてうれしかったの。気分屋だから、いい浮気者には嫌な気しないわ
Kaliは環境が「女性に優しくない」というのに、次にあげるようなポイントを提示してきた
女性は、女性であることが原因で負けることが好きじゃない
まぁ僕が無視したい要素だ。女性は女性であることで大きなものを得ているけれど、一方でそれを嫌っている。僕が無視することにしたこの前の記事のコメントのいくつかはいいコメントで、面白い漫画がある
http://www.channelfireball.com/wp-content/uploads/2011/07/women_suck_at_math.png
説明しよう。初心者と当たると「いいねービギナーとだよー。あんまうまくねーしなー」となる。これは間違っているわけじゃない、ビギナーはうまくない。さて、ビギナーの女の子と当たるとどうだろうか、「いいねー、女の子と当たっちゃったよ。うまくないよー」と思うだろうね。女の子には悪いが、「彼女は結局ビギナーなわけだし」とはいかないんだ。「やっぱり女の子はうまくないね」となってしまうんだ
どんな女の子も、そんな子にはなりたくないだろう。トーナメントに参加して、こんな目に遭うのはいやだろうけど、彼女たちはそうしたステレオタイプを払拭しようとしているだろうか。彼女たちは、自分がビギナーだと自覚して、ミスをしたときに起こりうることが分かっているのだ。
僕は、この点が僕らに改善することが出来るポイントだと思っている。いや、もちろんシャワーは浴びろ
女の子がファンタジーが嫌いなら、女の子にロボトミーをするわけにもいかないから、ゲームを変えることは出来ない。女の子に競争心がないなら、僕らは何も手出しできない。ただ、そうした考えを変えることが大切なんだ。僕は女の子に、ちょっと勇敢であれとアドバイスしたい。とにかく女性はプレーに行って欲しい。「女の子は弱い」という間違いを直す唯一の方法は、プレーしてプレーして、弱くなくなることだ
また、女の子はマジックのトーナメントで特別扱いされる。ふらっとテーブルをのぞきに来る人もいるだろう。スタッフが女の子がいるよと吹いて回るかもしれない、例えばフューチャーマッチとして。Melissaは以前、「フューチャー席に行ったけど、そのとき3-4。要は女の子だからってことよね」と記事を書いてる
女の子がしばしばフューチャー席に呼ばれるという事実は、まぁそんなもんだ。だって、多くの人が見たいものなんだから。日本の大会なら、日本のプレイヤーを特集するし、アメリカならアメリカ人を取り上げる。ただし、僕はこの傾向は女の子にとって良くないことだと思っている。フューチャーマッチでは多くの人がプレイングを見る。フューチャーされたプレイヤーはたいてい強いので大きな問題ではないが、女の子がフューチャー席に呼ばれ、めちゃめちゃにされると、結局ステレオタイプが強化されるだけだ。もちろん、Melissaがフューチャーされればこんなことにはならないだろうが、そうでない女の子をフューチャーするのは反対だ
女の子のイメージを「作り上げる」ことは、女の子が「人気者になれるからプレイする」といった有益なことにつながってくるのか、それとも女の子を傷つけて追い払ってしまうのだろうか?
Melissa
フューチャー席に女性がいることが、彼女がトーナメントで順調ってことをいつも示してるわけじゃない。でも、女性はイマイチで、トーナメントが初めてとかいう考えは正しくないわ
Kali
私の経験だと、トーナメントで調子がいいときだけ、女性をフューチャーしているわよ。好調なら、当然フューチャーされるわよね。みんなは自分がいつも見ていないものを見たがっている。つまり、フューチャー席ではやっぱりプロプレイヤーを見たいのよ。でも、やっぱり無名のプレイヤーがのし上がっているところや、小さな子どもがグランプリのトップ16に出るような展開も見たがっている。女性がフューチャーされるって言うのは、他の女性もこれくらい頑張れるんだよってことを示してるのよ。フューチャー席はショーの空間、いつもと違うところなの
Carrie
WotCは色々と面白い人を披露したいんじゃないかしら。やっぱり好調な女性プレイヤーは興味を引かれるわよ。そしてそのことが、女性プレイヤーがPTやNatsで活躍してと推奨することになるわ。私はPTでフューチャーされて、そのマッチでミスをしたけれど、そんなの誰が気にするの? まだ私は経験が浅いからミスもするし、そのひとつのミスを見て「やっぱ女はクソだなwww」とか言うならば、いつかそいつと当たってブチ殺してやればいいだけよ
なんで男性のマジックプレイヤーの方が多いのだろう? 何か一つ理由があるのか、それとも色んなことの組み合わせなのか?
Melissa
普通の女性がゲームに興味ないだけよ
Kali
ぶっちゃければ、マジックは男の子のコミュニティーよ。もうスタート地点でダメなの。でも、私はWotCが幅を持たせようとしていると思っているわ。2007年アトランタで初めてRegionalsに出たときは、私の他にたったひとりしか女性プレイヤーがいなかったし、私しか女性がいないPTQだって何度も経験した。でもいまは、まぁ片手で数えられるくらいは女の子がいるのよ
なんでマジックをする女性より、ブリッジをする女性の方が多いのかな?
Carrie
ブリッジは協調のゲームで、極めて社会的な要素が含まれているものなの。だから、競争的な側面はいくぶん少なくなっているわ。そうした理由が、ブリッジにより多くの女性プレイヤーがいる状況を作っていると思う。だいたい、多くの女性は旦那さんとブリッジを始めて、周りの友達を巻き込んでいく。女の子がカレシとマジックするとなると、ちょっとその競争的なところを意識しちゃうわね
双頭巨人戦はまぁ、あんま良くないフォーマットだ…
さて、女性のジャッジというのは、女性プレイヤーの割合よりもずっと多い。これはどういうことなんだろう?
Kali
実はもっと女性プレイヤーは多いと思うの。競争力はないけれど、女性のジャッジなんかじゃなくて、とてもカジュアルなプレイヤーはいると思うのだけど、あまり外には出てこないわ。統率者戦をする女の子を知っているし、とにかくライブラリー破壊が大好きって子もいるわ
なるほど、確かに僕の印象なのかもしれない。でも、僕は女性の強いプレイヤーの割合よりもずっと多く、女性のジャッジを見かける。カジュアルプレイヤーだらけならそうはならないでしょ。
君は、自分が女性なことを理由に、ジャッジが返答を変えたと感じたことはある? 何か、そういう問題にぶち当たったことは?
Kali
ジャッジの問題に当たったことはないわ。ほとんどのプレイヤーがイベントでジャッジをリスペクトしているし、幸運なことに何かジャッジに言いがかりを付けるような場面になったこともないわ。確かに、古い話で、「男のジャッジがいいなぁ」と言った人がいるという話は聞いたことがあるけれど、私はまぁそういうことはないわ
なんで女性たちは、男性よりマジックがうまくないのか?
Why are women, as a group, not as good as men in Magic?
女性が男性と同じほどはマジックがうまくないというのは、まぁほぼ確定的なことだ。僕が考える理由は三つ。統計的で、生物学的で、文化的な背景からだ
第1に、男性の方がプレイ人口が多いことがある。モナコのプレイヤーは、アメリカのプレイヤーよりうまくないってのと同じことだ。これは文化的な背景とも相関してくる
ちょっとチェスの話をしよう
僕がバカげたジョークを言う性差別主義者だと思う人がいるだろうから、ちょいとGarry Kasparovというロシアの最高の論理派チェスプレイヤーの話をしよう。Kasparovはあるスピーチで、歴史上もっともチェスがうまい女性Judit Polgarについてこんなことを言っている
「彼女は必然的に、不利な環境下に置かれている。素晴らしいチェスの才能があれども、結局は女性で、女性特有のメンタルの欠点に全てが集約してしまう。女性は長時間の試合を続けることが出来ない。彼女は原始からの宿命と戦っている。彼女は偉大なグランドマスターになれるだろうが、絶対に最高に偉大なグランドマスターにはなれない」
Kasparovは「サーカスのあやつり人形」としてJuditのことをたとえ、「女性のチェスプレイヤーは子どもを持つことをあきらめるべきだ」と断言した。これは男性優位の視点だが、Kasparovは例外なんだろうか。Kasparovは2002年、Juditに短期決戦に持ち込まれ負けているが、チェスの世界は変化があったのだろうか?
Natalia
私の知っている限りだと、彼は同僚のことを「ツーリスト」とか「ゴキブリ」とか呼んでいたから、彼の言うことをそんなに真面目に捉えることはないでしょ。才能がないのはなぜ悪いことなのか、そして彼自身はどれぐらいの格付けなのかは誰かが明らかにしなくちゃ行けないわ。ちなみに、Juditの勝利については、まず短期決戦はスタンダードな時間配分のゲームよりずっと評価されないわ。そして、Kasparovは女嫌いなことをなーんにも変えてない。彼は、まぁJuditがラッキーだったというか、あるいは良くても「Juditはチェスが出来るただ唯一の女で、他の女はwoodpusherなことに変わりはないよ」と言うでしょうね
(訳注:woodpusherはチェスが下手な人を表す慣用句。駒を前に進めることしか能がないから)
当然だけど、僕の意見はKasparovとは違ってるよ。僕は脳の専門家じゃないけど、マジックで勝つために必要なものは三つだと考えている。練習と、総合的な知性と、才能だ。すぐにゲームのパターンを認識し、何をするか思い出す。あるいは、見たことのない局面なら、自分のすべきことを導き出す。それがマジックの才能だ。才能のある人間が、十分な知性を持っていて、そして十分な練習をすると、ものすごく強いプレイヤーになる
知性と練習については、男女の条件は同じだ。だが、才能となると、男性の脳は数学や空間把握能力に優れ、女性は感情や言語能力に優れているという一般論からも、男性にマジックの才能が芽生えるのは女性よりも簡単だと言える
これは、もちろん女性にはマジックの才能が芽生えないと言うことは意味してない。だけど、確率は低い。男の100人に1人がマジックの才能があるというなら、女性は200人に1人だろう。まぁ、才能さえあればハンデはないわけで、例えばJuditだったら、彼女に9.5の才能があったとして、それは当然男性の9.5の才能を持っていることになるよね
あと、文化面の違いもある。男性は若い頃からマジックのようなゲームに触れ、遊ぶのが当然となっている。いくらかの女の子が、男性のようにファンタジーが好きだとしても、それは一般的な話ではないし、そもそも「好きかもしれない」という可能性の話であって、10歳の誕生日にマジックのデッキを買い与えたりはしないでしょ。そもそも、自分がマジックが好きかどうかを知る機会さえない。またチェスの話になるけど、かつてロシア人は「チェスの遺伝子」を持っているとも言われた。十中八九、チェスの才能については他の国と変わらないんだろうけど、幼いときからチェスに触れる環境にいて、小学校から大会があるのは大きな違いだ。例えば、Nataliaになぜチェスを始めたか聞いたらこんな答えが返ってきた
Natalia
おじいちゃんが5歳の時に教えてくれたわ。学校のチェストーナメントで優勝して、地元のチェスのコーチが、才能があると言い出して援助してくれたの
国中でチェスをしていて、小さいときに両親とプレーしてるなら、才能が発掘されるのも簡単だ。他の国ではそうした才能を発掘する機会が少ないしね。そういうのと同じで、男性と女性の才能の差が出てしまう
僕が思う、女性がPTのスターダムにのし上がっていない理由はこれらをごちゃまぜにしたものだろう。女性はあんまり才能を持って無くて、しかもそれが発掘されづらい
今のところ、女性プレイヤーは、成功を収めている男性プレイヤーほどうまくいってない。これは単に、大多数が男性プレイヤーだという数の問題なのだろうか、それとも他に理由があるのだろうか?
Melissa
あたしは数の問題だと思うわ。ほとんどのプレイヤーは素晴らしいわけじゃないし、普通のプレイヤーの数と女性の数を考えれば、まぁ彼らがいいというわけでもないし
Kali
私は数の問題と、トーナメントが女性に優しい環境じゃないことが関係していると思うわ。初めてトーナメントに行ったとき、じっと私のことを見つめてくるヤローがいたし、最初に対戦した相手は親切だったのだけど、私が勝ったら取り巻きが彼を笑い飛ばしていた。オンナノコに当たったんだからバイだなーとでも考えてたんでしょうね。ナッシュビルのSCG5Kのラウンド6では、対戦相手のヤローがテーブルまで来たときに、まるで子どもに諭すように成績を聞いてきて、5-0と答えたら不審な目で見てきやがったのよ
Carrie
普通の男性と、普通の女性がどう考えているかには根本的な違いがあるのよ。この事実は、多くの研究に支持されていて、私だけの意見というわけではないわ。女性よりの傾向を示す男性や、その逆のような例外はあっても、データはほとんど決まり切った傾向を示している。例えば、男性は三次元空間や頭の中での数学的な計算や想像が上手で、女性は感情や認識だとかの人付き合いが得意な傾向にある。マジックは、男性の脳に関連している多くのスキルを使うものだわ。だから、男性の方がより成功を収めていることは、私にとっては何も意外なことじゃないの。男性がゲームを始めて、素早く進歩していく。これはブリッジでも同じことだわ。でも、ブリッジのトッププレイヤーの中にも、男よりも少ないとはいえ、女性のプレイヤーがいる。確かに、スタートラインの不都合さは女性のプレイや0をガッカリさせるものかもしれないけれど、ブリッジではより多くの女性プレイヤーがトップレベルの協議をしているわ
女性と男性がマジックに取り組むのに、何か根本的な違いがあるのかな?
Carrie
まったく思わないわ
Melissa
それは感じないわ。競争力のあるプレイヤーは、トーナメントに勝つように努力していて、カジュアルプレイヤーはただただ面白いことが好きなのよ。女性はカジュアルめのプレイヤーが多くて、ヤローがトーナメントに血眼になっているようには、真剣にトーナメントに取り組むことはないわ
Kali
トーナメントに出るときはいつも、女性がプレーしてないか調べるのよ。でも特別なパターンはないわ。女の子も、ありとあらゆるアーキタイプを使っているし。ユニコーンの入った緑単とかね
ここで断っておくと、基本的にインタビューした内容をそのまま載せようとしているが、性差別的なジョークには嫌悪感を抱いたことは書き留めておくよ。
Carrieに追加して、聞いてみよう。ブリッジでもかい?
Carrie
トップレベルになると、女性は男性と別にブリッジをすることはないわ。男性にはブリッジがうまくなるためのスキルが自然とついているけど、多数の女性プレイヤーは男性と対等に戦えることを証明してくれているの
チェスではどうなの?
Natalia
一般的に、男性は女性よりも勤勉で、目標に向かって努力する傾向があるわ。例えば、多くの女性プレイヤーは、子どもを産むとチェスを辞めるのだけど、同じ理由でチェスのキャリアを閉じた男性は聞いたことがないわ。プレイスタイルについて言うなら、女性のチェスは予想外で、面白いことが起きるわね。素早い引き分けがなくて、最後の最後までやりたがるし。男性は、より読みが決まったものになり、安定したプレイングになるわ
面白い話だね
相手が男か女かで、違ったやり方で戦うかな?
Natalia
相手の性別に依存してプレイスタイルを変えることは無いわ。でも、そうした心理学的な個性には注意を向けていて、どうにか有利にならないかとはしているのよ。最高に強い男性と戦える女性のように戦っていきたいわ
どうすれば女性プレイヤーを増やすことが出来るのか?
What can we do to increase the number of women who play?
僕は、女性により快適な環境を提供して、前述したような「どうせ女だろ」といったレッテルをやめ、それぞれの女性が異なった個人であると捉えるようになればずいぶん変わるはずだ。もっとも、他にも手段はあるだろうし、僕らがいつも必要というわけでもないだろうが
多くのゲーム(chess, Bridge, Draught, Go, pokerなど)で、女性のためのカテゴリーが設けられている。彼女たちのランキングがあり、トーナメントがあるのは、マジックと大きく違うところだ。はるかに多くの女性がゲームをしているからこそ、そうしたことが可能になるのだけど
こうしたカテゴリーわけが、女性のプレイングのレベルは男性と同じ土俵に立つに至っていないとしてしまっていると指摘したい。彼女たちがプレーしたところで、レベルが落ちるわけではないんだ。例えば、僕がブラジル人とアメリカ人、どちらかとプレーすることが出来る状態なら、僕はブラジルのものをプレーする。女性を分離することは、一般的に軽蔑的なことかもしれないけれど、女性がカテゴライズされた女性のみのトーナメントを選ぶことは、決してそのレベルを落としているわけではない。それはそれで、彼女なりの論理的な行動だ
それに、軽蔑的だろうと、軽蔑的じゃ無かろうと、女性にはそうした形の方がより楽しい可能性もある。僕はジュニアのブリッジをやることがあるけど、それはより簡単で楽しいものだ。結局のところ、僕は何かを目指すにしても、よりなじみ深い環境を作り出し、ジュニア・女性・シニア・ブラジルと言ったような、カテゴリわけでプレイヤーの興味を刺激できるかで競争力が働くようにし、女性にプレーする要因を引き出してやればいい
基本的に、僕は女性のみのレーティングに即した女流PTをやれと言いたいわけじゃない。でも、例えば女性のみのGPTとかPTWとかPT・GPでの女性向けのプロモーションイベントだとかは、女性をトーナメントシーンに連れてくるにはいいんじゃないか。例えばパリでのPTやGPのような大きなイベントで、どれくらいの女性がPTQに参加してるんだろう。30人? それは結構十分な数だぜ。だってアラスカのPTQは15人だ宝ね
まぁ僕の意見はいいとして……
チェスで、女性用の特別なカテゴリーがあって、男性とは別にプレーすることは、格下になるってことかな?
Natalia
「女性のチェスは格下か」っていう話題はすごくポピュラーなものなのよ。だいたい、チェスにせよ、何らかのカテゴリ分けがあるのには女性を下に見るような差別があるのだと思うわ。男性と女性がフェアにプレーできるかにもかかっているけど。例えば、サッカーやバスケットボール、テニスでは、女性の世界ランク1位の選手でも、男性の100位以内のランカーにはかなわないでしょうね
でも、彼らはより人気で、より収入を得ているの。にもかかわらず、多くの人は女性がKasparovやVishwanathan Anand(訳注:インドのチェスプレイヤー。2010年世界チャンプ)ほどの技能に達することが出来ると信じている。そして、それが出来ないのは自分たちの問題だというの。女性のトッププレイヤーをどう扱うかというのは、チェスの世界でまだ決まっていないしね
現在のマジックは、男女の区別はまったく行われていない。これは、女性をゲームに誘い込むために重要なことなのかな?
Natalia
客観的な判断は難しいのだけど、私は女性は男性と同じくらいマジックと成功を収められると思うっているわ。それに、そういう状況を男性プレイヤーが歓迎すべきね。はじめの頃は不十分でも、将来的には男女比はもっと変わってくるわ。ヤローと女の子が同じイベントに参加することはいいことだし、当然のこと。でも、ポーカーを見てみると、トーナメントだけでなく、女性のためだけの特別イベントもあるの。こういう分け方は、ゲームが人気になるために役立つことがあるわ。特に、熟練していて、セクシーな女の子が見つけられるなら最高よね
ブリッジでは、女性は男性と混合でプレーが出来るけど、女性だけのカテゴリーある。こういうカテゴリー分けは女性のプレイ人口に寄与するだろうか。あるいは、女性だけのカテゴリーでプレイすることは、格下でゲームをするととらえるんだろうか?
Carrie
多くの協議に男女混合と、女性専用のカテゴリーがあるわ。私は、女性専用のカテゴリーを拒否する女性を何人か知っているの。オープンなカテゴリー以外を設けて別々にするということが軽蔑的だと考えているのよ。マジックの大会で、そうした分け方をしても、私はオープンの大会にはいるでしょうね。でも、私は年に1回くらいでWomen Championshipを開くことは、女性のマジックプレイヤーの可能性を広げ、より多くの女性が大会に出ることを促せるんじゃないかと思うわ。もちろん、ほかのサイドイベントに影響されないように、NatsやPTなど、他の大会から独立する必要はあるけれど
マジックでこうしたカテゴリ分けをすることは嫌かな? 女性の大会を開くようなことが、マジックをしたいという意志を強いものにするのか。トーナメントでは、より多くの女性がプレーを始め、そうした状態が今のシステムよりもよく見えるのかな? そして、もし選択できるなら、君は女性だけのカテゴリーで出場するのだろうか?
Carrie
私はヤローどもとプレイするのを楽しんでるし、基本的にうまくいっている。私自身は、完全なカテゴリ分けを歓迎しないし、それがより多くの女性プレイヤーの取り込みになるかはちょっと疑問。私自身はオープントーナメントに出るだろうし
Melissa
あたしも女性のみのトーナメントという考えは好きじゃないわ。女性は男性と同じレベルでプレイが出来るしね。例えば、バスケットボールのように、生まれつきの体の性能の差というなら違うけど、マジックのような知的なゲームでは女性だけのトーナメントの必要性は無いわ。もしそんなことが実施されたら、個人的にはイラッとくるわね
Kali
まぁ、女性の追い出しよね。ウーマン・リーグを作るなら文句言うわよ。女性と男性じゃゲームにならないと案に言っているようなもの。私たちが離れる必要はないし、性別によるカテゴリ分けは、やっぱりメリットより多くのデメリットがあるわ
より多くのプレイヤーをチェスに誘うのに何が可能かな?
Natalia
チェスにおいて、女性は劣ったものだと考えるのはやめることね。女性とともに働ける熟練コーチを育成すべきなのよ。だいたい、トップコーチは女性と作業するのが嫌いで、あるいは女性と接する方法が分からなくて、「まぁ女は良くなることはない」と信じ切っちゃってるの。チェスが女の子にとってどれだけ素晴らしいゲームかを伝えて、両親を説得するのが一番ね。トップレベルの女性が出場するイベントとプライズを増やさないと行けないわ。だいたい、招待型の大会って男性専用なのよ。あと、プライズに関しては、世界チャンプは決勝戦だけで100万ドル以上を手にするんだけど、女性はまぁ50~100ドルがせいぜいよ。他のイベントでも、まぁ、5分の1とか、3分の1とか、ほんと失礼な額よね
(100万ドル! WotCが神になる!)
マジックをどうしようか
Melissa
普通の女性はゲームに興味がないのよ。あたしはそういう普通の子を引きつける方法が分からないわ
Kali
より多くの女性プレイヤーの獲得には、ゲームがどれだけ成長するかにかかってるわ。より多くの女性がゲームでいい成績を収めれば、さらに多くの女性が」いい成績をたたき出すようになるのよ
Carrie
女性プレイヤーをしっかり固める方法はないのよ。はっきり言えば、いくつかの技能が絡んだゲームで、強制的にやらせるわけにもいかない。多くのカジュアルな女性プレイヤーがいるだろうけど、やっぱり勝ち上がったプレイヤーがいれば、トーナメント志向を推進することになるわ。年に一度のWomen’s Championshipみたいな大会が、多くの女の子の心を捉えると思うわ。それに、証拠があろうが無かろうが、女性は男性と同じレベルでの闘いは出来ないわ。女性のマジックプレイヤーを増やしたいなら、やっぱりWomen’s Championshipを開いて欲しいわね
と、いうわけでしーゆー
PV
《死裂の剣/Deathrender》
2015年7月7日 TCG全般フェルドンのトークンとなかなか相性がいいかと思ったけど、うまくいかないねぇ
ルーター使ってカードを回す関係上、手札に重いクリーチャーが留まることがそうはないので実はかみ合わない。かみ合いそうに見えるけど、かみ合わない。
ルーター使ってカードを回す関係上、手札に重いクリーチャーが留まることがそうはないので実はかみ合わない。かみ合いそうに見えるけど、かみ合わない。
2勝2敗
勝ったのはダクが生き残って暴君まで繋がったのと、生き埋めからのキキジキ
負けたのは1Tダクソンと繁殖力ジャラド
試しにピン除去減らしてみたけど、やっぱり性に合わない。ブーメラン系はせめて3枚だなー。蒸気、サイクロンに続くまともな3枚目思いつかないけど
あとはエンペラー飯岡のサインが入ったカードを見つけたので購入
これでヨーグモスの意志経由のコンボしてる最中に、北陸地方のキチガイを茶化した結果ジャッジ資格剥奪された人いたよねーって思い出話に花咲かせられる
勝ったのはダクが生き残って暴君まで繋がったのと、生き埋めからのキキジキ
負けたのは1Tダクソンと繁殖力ジャラド
試しにピン除去減らしてみたけど、やっぱり性に合わない。ブーメラン系はせめて3枚だなー。蒸気、サイクロンに続くまともな3枚目思いつかないけど
あとはエンペラー飯岡のサインが入ったカードを見つけたので購入
これでヨーグモスの意志経由のコンボしてる最中に、北陸地方のキチガイを茶化した結果ジャッジ資格剥奪された人いたよねーって思い出話に花咲かせられる
EDHの勝率とは野球の打率と同じ
2014年12月1日 TCG全般2割5分で及第点
3割いけば一流
4割いけば超一流……ではなくて、マイナーリーグじゃなくてメジャーリーグに移籍してプレーした方がいい
3割いけば一流
4割いけば超一流……ではなくて、マイナーリーグじゃなくてメジャーリーグに移籍してプレーした方がいい
サウスパークの最新話がマジックだったのになんでみんな話題にしないの?
2014年11月28日 TCG全般http://southpark.cc.com/full-episodes/s18e08-cock-magic
シーズン18がイマイチで、公式配信更新後即見るってのサボってたからさっき気付いたんだけどね
cock magicってタイトル一点突破の超絶クソオチなんで、英語わかんなくても楽しめると思います。
シーズン18がイマイチで、公式配信更新後即見るってのサボってたからさっき気付いたんだけどね
cock magicってタイトル一点突破の超絶クソオチなんで、英語わかんなくても楽しめると思います。
第三の道のフェルドンは、いわばダッチワイフ作るのが得意なおじさんである。
2014年11月22日 TCG全般
統率者14の赤デッキ。コンセプトがよく絞られていて、カードパワーもほどほど適度で非常に面白いデッキだったので、40枚ほど入れ替えて第三の道のフェルドンデッキを製作
最初はルーターでどんどんカードを漉して、速攻つけたフェルドンで釣っていろいろやる楽しいデッキを考えていたけど、思った以上にルーターって赤になってからの歴史が浅くてカードないのね
まさかのティボルト投入など、いわゆるカジュアル感満載のデッキですが、それなりに戦えるようには工夫したのでなかなかいいデッキになったなぁと
それもこれも、元々の構築済みデッキの完成度が高かったからですね。黒とか、何がしたいのか意味わかんねえしさ
最初はルーターでどんどんカードを漉して、速攻つけたフェルドンで釣っていろいろやる楽しいデッキを考えていたけど、思った以上にルーターって赤になってからの歴史が浅くてカードないのね
まさかのティボルト投入など、いわゆるカジュアル感満載のデッキですが、それなりに戦えるようには工夫したのでなかなかいいデッキになったなぁと
それもこれも、元々の構築済みデッキの完成度が高かったからですね。黒とか、何がしたいのか意味わかんねえしさ
みんな知らないと思うけど、おっぱいが好きです
一週間ほどDNを精力的に更新しましたが、やはり昔からおなじみのやり方で更新していこうと思います。
あとはひみつの方に書いておきます
一週間ほどDNを精力的に更新しましたが、やはり昔からおなじみのやり方で更新していこうと思います。
あとはひみつの方に書いておきます
ダク・フェイデンってフェイクだと思ってたぜ
2014年11月10日 TCG全般 コメント (2)「○○は統率者として使用できる。」
2014年11月9日 TCG全般そもそも、全てのプレインズウォーカーを統率者として使用できるようにルール変更して欲しかっただけに、この一文が入ったことでその可能性がかなり小さくなったのが残念でならない
なんでPWを統率者にしちゃいかんのかねぇ。あってしかるべきルール変更だと思うんだけどね
そんなわけで、統率者2014のデッキをコンセプトをあまり変えずにいろいろいじくってるけど、PWの能力は1ターン1回しか使えないという制限がすごくきつい。特にダレッティ
ダグソンは何度も何度もぐるぐるして能力回せるから一気にコンボ決められたんだなぁと
でも、赤と白はチューンしがいのあるいいコンセプトデッキだと思います
なんでPWを統率者にしちゃいかんのかねぇ。あってしかるべきルール変更だと思うんだけどね
そんなわけで、統率者2014のデッキをコンセプトをあまり変えずにいろいろいじくってるけど、PWの能力は1ターン1回しか使えないという制限がすごくきつい。特にダレッティ
ダグソンは何度も何度もぐるぐるして能力回せるから一気にコンボ決められたんだなぁと
でも、赤と白はチューンしがいのあるいいコンセプトデッキだと思います
《古えの墳墓/Ancient Tomb》
《秘儀の否定/Arcane Denial》
《乾燥台地/Arid Mesa》
《Badlands》
《血の墓所/Blood Crypt》
《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
《生き埋め/Buried Alive》
《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》
《入念な考慮/Careful Consideration》
《滝の断崖/Cascade Bluffs》
《セファリッドの円形競技場/Cephalid Coliseum》
《蒸気の連鎖/Chain of Vapor》
《金属モックス/Chrome Mox》
《真鍮の都/City of Brass》
《連合の秘宝/Coalition Relic》
《統率の塔/Command Tower》
《Copy Artifact》
《死体のダンス/Corpse Dance》
《呪われたトーテム像/Cursed Totem》
《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
《滅び/Damnation》
《暗黒の儀式/Dark Ritual》
《詐欺師の総督/Deceiver Exarch》
《Demonic Tutor》
《ディミーアの印鑑/Dimir Signet》
《四肢切断/Dismember》
《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》
《無限への突入/Enter the Infinite》
《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice》
《信仰無き物あさり/Faithless Looting》
《友なる石/Fellwar Stone》
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
《狼狽の嵐/Flusterstorm》
《大あわての捜索/Frantic Search》
《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》
《金粉の水蓮/Gilded Lotus》
《ぶどう弾/Grapeshot》
《厳かなモノリス/Grim Monolith》
《山賊の頭の間/Hall of the Bandit Lord》
《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》
《伝国の玉璽/Imperial Seal》
《直観/Intuition》
《島/Island》
《イゼットの印鑑/Izzet Signet》
《ネファリアの災い、ジェリーヴァ/Jeleva, Nephalia’s Scourge》
《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》
《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》
《水蓮の花びら/Lotus Petal》
《マナの合流点/Mana Confluence》
《Mana Crypt》
《魔力の櫃/Mana Vault》
《湿地の干潟/Marsh Flats》
《精神的つまづき/Mental Misstep》
《霧深い雨林/Misty Rainforest》
《山/Mountain》
《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
《オパールのモックス/Mox Opal》
《Mystic Remora》
《神秘の教示者/Mystical Tutor》
《概念泥棒/Notion Thief》
《否定の契約/Pact of Negation》
《炎の中の過去/Past in Flames》
《親身の教示者/Personal Tutor》
《やっかい児/Pestermite》
《ファイレクシアの発掘者/Phyrexian Delver》
《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》
《汚染された三角州/Polluted Delta》
《ラクドスの印鑑/Rakdos Signet》
《再活性/Reanimate》
《魂の再鍛/Reforge the Soul》
《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
《煮えたぎる歌/Seething Song》
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《浅すぎる墓穴/Shallow Grave》
《シヴの浅瀬/Shivan Reef》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《呪文嵌め/Spell Snare》
《蒸気孔/Steam Vents》
《沼/Swamp》
《白鳥の歌/Swan Song》
《速足のブーツ/Swiftfoot Boots》
《威圧のタリスマン/Talisman of Dominance》
《耽溺のタリスマン/Talisman of Indulgence》
《時間の熟達/Temporal Mastery》
《スランの発電機/Thran Dynamo》
《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》
《時のらせん/Time Spiral》
《Timetwister》
《地底の大河/Underground River》
《Underground Sea》
《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
《Volcanic Island》
《湿った墓/Watery Grave》
《Wheel of Fortune》
《囁く狂気/Whispering Madness》
《意外な授かり物/Windfall》
《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
《ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will》
いろいろ試しながら
ってかこのアプリアルファベット順に並ぶのか。使いにく
《秘儀の否定/Arcane Denial》
《乾燥台地/Arid Mesa》
《Badlands》
《血の墓所/Blood Crypt》
《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
《生き埋め/Buried Alive》
《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》
《入念な考慮/Careful Consideration》
《滝の断崖/Cascade Bluffs》
《セファリッドの円形競技場/Cephalid Coliseum》
《蒸気の連鎖/Chain of Vapor》
《金属モックス/Chrome Mox》
《真鍮の都/City of Brass》
《連合の秘宝/Coalition Relic》
《統率の塔/Command Tower》
《Copy Artifact》
《死体のダンス/Corpse Dance》
《呪われたトーテム像/Cursed Totem》
《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
《滅び/Damnation》
《暗黒の儀式/Dark Ritual》
《詐欺師の総督/Deceiver Exarch》
《Demonic Tutor》
《ディミーアの印鑑/Dimir Signet》
《四肢切断/Dismember》
《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》
《無限への突入/Enter the Infinite》
《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice》
《信仰無き物あさり/Faithless Looting》
《友なる石/Fellwar Stone》
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
《狼狽の嵐/Flusterstorm》
《大あわての捜索/Frantic Search》
《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》
《金粉の水蓮/Gilded Lotus》
《ぶどう弾/Grapeshot》
《厳かなモノリス/Grim Monolith》
《山賊の頭の間/Hall of the Bandit Lord》
《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》
《伝国の玉璽/Imperial Seal》
《直観/Intuition》
《島/Island》
《イゼットの印鑑/Izzet Signet》
《ネファリアの災い、ジェリーヴァ/Jeleva, Nephalia’s Scourge》
《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》
《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》
《水蓮の花びら/Lotus Petal》
《マナの合流点/Mana Confluence》
《Mana Crypt》
《魔力の櫃/Mana Vault》
《湿地の干潟/Marsh Flats》
《精神的つまづき/Mental Misstep》
《霧深い雨林/Misty Rainforest》
《山/Mountain》
《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
《オパールのモックス/Mox Opal》
《Mystic Remora》
《神秘の教示者/Mystical Tutor》
《概念泥棒/Notion Thief》
《否定の契約/Pact of Negation》
《炎の中の過去/Past in Flames》
《親身の教示者/Personal Tutor》
《やっかい児/Pestermite》
《ファイレクシアの発掘者/Phyrexian Delver》
《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》
《汚染された三角州/Polluted Delta》
《ラクドスの印鑑/Rakdos Signet》
《再活性/Reanimate》
《魂の再鍛/Reforge the Soul》
《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
《煮えたぎる歌/Seething Song》
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《浅すぎる墓穴/Shallow Grave》
《シヴの浅瀬/Shivan Reef》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《呪文嵌め/Spell Snare》
《蒸気孔/Steam Vents》
《沼/Swamp》
《白鳥の歌/Swan Song》
《速足のブーツ/Swiftfoot Boots》
《威圧のタリスマン/Talisman of Dominance》
《耽溺のタリスマン/Talisman of Indulgence》
《時間の熟達/Temporal Mastery》
《スランの発電機/Thran Dynamo》
《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》
《時のらせん/Time Spiral》
《Timetwister》
《地底の大河/Underground River》
《Underground Sea》
《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
《Volcanic Island》
《湿った墓/Watery Grave》
《Wheel of Fortune》
《囁く狂気/Whispering Madness》
《意外な授かり物/Windfall》
《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
《ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will》
いろいろ試しながら
ってかこのアプリアルファベット順に並ぶのか。使いにく
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